【イベントレポート🐄】
はじめに
みなさん初めまして!
茨城県のつくば市からワーキングホリデーを利用して小林市にきました。
現在大学3年生の ササキ です。
↓右がササキです。左は同じくワーホリでなんと小林2回目のちあき。
ワーキングホリデーについては前回同様にtenosseにワーホリで来た華歩ちゃん・菜緒ちゃんがWebデザインのイベントレポートのページで紹介しているので是非ご覧になってみてくださいね!
ササキは初めてのワーキングホリデーの参加ですが、、
まだ4日目だけどとっても楽しい!です!本当に!!!
小林のみなさん本当に優しくて面白くて、
ここにきて本当に良かったと思っています!
さて、今回私が参加したイベントはこちら↓↓
大好評Nextwork Lab.民泊・ゲストハウスシリーズ第3弾
「宿泊×体験の可能性 ~訪れたくなるコンテンツ作り」
今回のゲストはなんと豪華3名!!
農家民泊×農業体験をすでに実践されている「北きりしま田舎物語」鬼川直也さん、
観光DMOの事務局であり、旅行業を取得しているので複数事業者を取りまとめたツアーの企画もできる「小林まちづくり株式会社」ロレーヌさん、上田卓矢さんです。
3人のお話の後には「こばやしの新体験づくりワークショップ」を開き、
参加者皆さんが意見を出し合いました。
体験型コンテンツの企画って難しそう…。どうやって小林の魅力を伝えよう…。
このような悩みを持つ方の解決の糸口になるかも?
農家民泊の可能性 -「北きりしま田舎物語」鬼川直也さん-
つなぎ姿の笑顔が素敵なこの方は北きりしま田舎物語推進協議会の鬼川直也さん。
現在実施されている農家民泊体験型コンテンツの紹介をして頂きました。
北きりしま田舎物語さんは、受入農家と農家民泊したい方を繋ぐ役割を担っています。
「農家民泊することで小林のファンになってもらうことが最重要!」とおっしゃる鬼川さん。
農業体験以外にも、小林だから体験できる「ねったぼ作り」、「ぼたもち作り」、「里山散策」など、どれも魅力的で多様なコンテンツで溢れているのだそうです!
たくさんの方が農家民泊の受け入れを行っているのですね!
小林の伝統を守り、人と人を繋ぎ、参加者に忘れられない経験をもたらす農家民泊。
登録制で、北きりしま田舎物語推進協議会の会員になることでホストになることができます。
農家ではない方もホストになれるそうなので気になる方は是非!とのことでした。
国を超えた挑戦 -「小林まちづくり株式会社」ロレーヌさん-
次にお話をしてくださったのは、小林まちづくり株式会社のロレーヌさん。
インバウンド体験を広めて小林に外国人を呼びたいというグローバルな挑戦をするこのお方!
ロレーヌさんの活動が実り、今までで8名が小林に農家民泊を体験しに訪れたそうです。
(しかも今後すでに4名の予約が入っているからすごい!)
ご自身がフランス出身であることもあり、現在はフランスの方を主なターゲットとしていますが、今後ターゲットをさらに拡大していくつもりとのこと……。
日本を超えて海外へ!!
小林の民泊の新たな可能性を感じました。
小林グッドを提供中 -「小林まちづくり株式会社」上田卓矢さん-
最後にお話いただいたのは、
ロレーヌさんと同じく小林まちづくり株式会社に勤められている上田卓矢さん。
着地型事業の増勢販売について紹介していただきました。
小林のみなさんならご存じであろうウォータースポーツSUP!
実は観光客が手軽に楽しめる体験ツアーが既に組まれているんです。
今はまだ小林ならではの体験プログラムは少ないですが、
今後さらに宮崎牛や絵付け、フレンチランチなど、小林の魅力を伝える体験ツアーをもっともっと増やしていくそうです。
体験ツアーが今後さらに増えれば、民泊したい!というお客さんも増えそうですよね!
今後の展開がすごく気になります。
ワークショップ
講演後にワークショップが開催されました!
テーマはこちら↓↓↓
「イベント参加者でオリジナルの体験型コンテンツプランを考えよう」
グループに分かれて各グループごとに案を練っていきます、、、
ちなみに私のグループではこんな案が出ました。
チーズをテーマにして、
生産→加工→食べる→商品化までツアーで全て体験しちゃいましょう!
というプログラム。
まずは牛に触れてから、
チーズを実際に作り、そのチーズを使ったピザを作って食べて、
自分の顔写真付きパッケージで包装してオリジナルチーズの出来上がり!!!
みなさん、この案どうですか??
他のグループからは、
・お正月体験
・武道体験
・サバイバルキャニオニング
といった案が出でどれも興味深い内容ばかりでした。
小林で体験ツアーとして実現する日も近いのでは、、、?
率直に、とても充実したイベントでした。
もうお腹いっぱいですね、、、
でもでもさらに!
なんとゲストスピーカーの方々が私たち(ワーホリ参加者でお聞きしました!)の質問に答えてくださったので、是非ご覧ください!
Q&Aコーナー
北きりしま田舎物語 鬼川直也さん
Q:民泊受け入れ時のプログラムはどのようにして生まれたのですか?(民泊受け入れ時の課題として何をしていいかわからないという声があるので疑問に思いました。
A:プログラムは農家さんが普段やっていることをそのまま形にしたもので自然と生まれたものです。個々の農家だけでプログラムが完成しない場合は農家さん個人で連携してプログラムを作っているのですよ。
Q:民泊受け入れ時の予算はどのようにして組んでいるのですか?
A:プログラムごとに所要時間や必要経費等の情報を体系化させているのでそれを参考にすることができます。目安があるので、組みやすいと思います。
小林まちづくり株式会社 ロレーヌさん
Q:海外から来た人が農家民泊をする際は翻訳者などは同行するのですか?
A:しません。農家にはあらかじめアンケートをとり、海外旅行者を受け入れが可能と答えた方のみが受け入れます。コミュニケーションなどは基本的に彼ら同士に任せています。
Q:フランスの方が小林の農家民泊を知るきっかけは何ですか?
A:ヨーロッパ最大級の日本を紹介するイベント「ジャパンエキスポ」で有名なフランスのYouTuberが小林のPRをしてくれました。現地の旅行会社でも紹介してもらっています。
Q:フランスの人から最も人気があるアクティビティは何ですか?
A:断然登山です。フランス人は体を動かすことが好きだから。また、ヨーロッパの人は典型的な観光地を好まない性質があり、むしろあまり知られていない土地を好みます。その点で小林は彼らにとって、うってつけの場所です。
小林まちづくり株式会社 上田卓矢さん
Q:現在の4つのプログラムをどのようにして交渉したのですか?
A:以前から交流や関りがあるところのためスムーズに連絡を取り合い進めることができました。現在はすきむらんどのサップ体験やバーベキューなど、もともとあるものに協力を仰いでいます。
Q:どのようにしてプログラムの広報をしているのですか?
A:現在は、鹿児島や福岡など九州内からの来場者が多くいらっしゃいます。田舎や自然体験をできる場所は車でしか行けないため、九州外から呼び込むのは大変です。また、最近は若い女性を呼び込むために、若い女性社員を中心にSNS(FacebookやInstagram)での発信をしています。プログラムの宣伝だけではなく、小林市内のランチなども紹介しているのですよ。
小林って誇れることがたくさんある街なのですね!
そして、その小林の魅力をたくさんの方が様々な方法で伝えようと取り組んでいることがとても分かりました。
イベント後に参加されていた小林の方々と交流できたことも楽しかったです。
時間も1.5~2時間弱とお手軽なので気になった方は是非参加してみてくださ~い☆